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【インプラント治療】失った歯をできるだけ目立たない方法で、修復したい
もしも歯がなくなってしまったらどうしますか?私たちは歳を重ねるにつれ、虫歯や歯周病などで歯を失うトラブルに見舞われることがあります。「失った歯をできるだけ目立たない方法で、修復したい」そういった願いを叶える治療がインプラントです。
インプラント治療とは?
インプラントとは、天然歯根の代用となる人工歯根のことを指します。
●外科手術により、親和性の高いチタン製のインプラント本体を顎の骨に埋め込み、その上に義歯をつけます
●そうすることで、しっかりとした噛み心地と自然な見た目の歯を取り戻すことができます
このページでは当院のインプラント治療についてご説明いたします。
当院のインプラント治療とは?
【特徴1】インプラント治療は完全個室のオペ室にて
院内感染を防ぐためにも、インプラント治療は清潔な完全個室のオペ室で行っております。スペースも広く、専門的な医療器具も配備しておりますので、患者さんに安定した治療をご提供することが可能です。
<院内にオペ室があるメリット>
●感染のリスクを最大限排除できます。
●診療台や各種医療機器をオペ仕様にしているため、治療に専念しやすい環境が整っています
●術中に起こりえるリスクへの対応を、オペ前に準備でき、もちろん即対応も可能
【特徴2】事前にCTを撮影します。その上でしっかりとした診断を行います
外科手術をともなうインプラント治療では、口腔内の組織や骨を正確に把握することが安全に治療を行うためには重要になります。当院ではしっかりと事前にCTを撮影し、治療前や治療経過の過程でCTによって撮影した映像を見ながら、しっかりと患者さんの状態を把握して、治療を進めさせていただきます。
【特徴3】「他院でインプラントを断られた方もぜひ相談ください
当院では、最新医療であるPRPをインプラント治療に取り入れています。
PRPとは、通常平均より濃度の高い血小板を含んだ自己由来の血漿のことで、患者さんの血液より血小板を分離して処置部位に使用し、組織再生および治癒促進を安全に作用させるものです。
PRPの良い点は、患者さん自身の血液を使用することで、拒絶反応などが起きずに良好な結果が得られることにあります。
・増骨手術にもPRPを利用
顎の骨に人工歯根を埋め込むインプラント治療において、骨の幅や量が少ない場合、骨を増やす処置が必要になります。一般的に、移植材を骨の少ない部位に処置するわけですが、一番良いとされるのが患者さんご自身の骨です。
その際に、多くの骨が採取できない場合は、人工の骨を混ぜて使用します。この移植骨と今ある骨とをしっかりつなぎ、治癒を促進するためにPRPを用いるのです。
インプラント治療の流れ
<治療期間について>
インプラントの治療期間はトータルで3~10ヶ月ほどかかるのが一般的です。
1.精密検査と治療計画の確認
インプラント治療を行うには、
●施術前にどれだけの歯が失われているのか
●今ある歯がどんな状態なのか
●骨格や骨の硬さ、大きさ、噛み合わせはどうなっているのか
など正確に把握しておくことが非常に重要になります。
2.1次手術
通常、インプラント治療における手術は2回に分けて行われます。1次手術では歯茎を切開してアゴの骨を削り、歯の土台となるインプラント(人工歯根)を埋め込みます。手術時間は1~3時間程度です。
3.定着期間
1次手術の後、消毒や抜糸などのプロセスを経て、インプラントが骨としっかり結合して定着するまで、約3~6ヶ月ほど時間をあけます。
4.2次手術
インプラントが定着したところで、埋め込んだインプラントの頭を出し、「アバットメント」と呼ばれる連結部分の装着手術を行います。
5.人工歯の装着
歯茎が治った時点で歯の型取りを行い、歯の形や色、歯並びを確認しながらインプラントの上にかぶせる人工歯を作ります。2次手術から約1~6週間後に人工歯をかぶせてインプラント治療は完了です。
こんな方はインプラントを検討してみてください
歯を1本だけ失った場合
『失われた1本の歯根の代用品』としてインプラントを1本だけ使って失った歯の部分を修復する方法は最も洗練された治療方法であり、審美的にも満足のいく結果が得られます。
1本のインプラントによってあたかも自分の天然歯のように自然に感じられます。顎骨の萎縮の心配もなく、本来の骨量を維持できます。ブリッジを入れる時のように健康な隣の歯を削る必要がありません。
数本の歯を失った場合
この場合もインプラントが理想的な解決法となります。数本のインプラントを歯のない部分に入れ、これを土台としてヘッド部にブリッジをかぶせます。
歯のない部分が広い場合
臼歯が失われた場合、従来は取り外し式の入れ歯で咬合機能を回復させてきました。これに対し、インプラントなら天然歯と同様の感覚の固定式人工歯を入れることができます。
歯がまったくない場合
下顎の歯が1本もない場合の修復にはインプラントが良く利用されます。インプラントのヘッド部をバー状の維持装置で連結し、その上に取り外し式の入れ歯をしっかりと固定することができます。
インプラントのメリットとデメリットについて
インプラントのメリット
・天然の歯と変わらない、またそれ以上に見た目がキレイになる。
・噛んだとき、歯茎に天然歯と同じように刺激が伝わるので、あごの骨が痩せない。
・固定式なので安定性が良く、入れ歯のような違和感も面倒な手入れの必要もない。
・自分の歯と同じような感覚で噛むことができるので、食べ物の味や感触が良くわかる。
・ブリッジや入れ歯のように周りの歯に負担をかけたり、削ったりする必要がない。
・発音や発声が元のように戻る。
インプラントデメリット
・歯を抜くことと同程度の外科的手術が必要。
・保険適用外である。
・治療期間がかかることもある。(骨造成が必要な場合など)
【インプラント】【入れ歯】【審美歯科】の違いについて
項目/治療法 | インプラント | 入れ歯 | ブリッジ |
---|---|---|---|
見た目の美しさ | 優れる | 良くない | 良い |
噛む力 | 優れる | 弱い | 良い |
口内衛生 | 優れる(手入れ要) | 不衛生になりやすい | 不衛生になりやすい |
耐久性 | 優れる(手入れ要) | 合わなくなる事が多い | 両隣の歯に負担 |
健康な歯を削る | なし | なし | 両隣の歯を削る |
違和感 | なし | 有り | 少ない |
顎骨がやせる | なし | やせる | やせる事がある |
手術 | 有り (抜歯程度) | なし | なし |
診療形態 | 自由診療となります | 保険診療 見映えの良いものは、自由診療となります |
保険診療 見映えの良いものは、自由診療となります |
治療期間 | 4~6ヶ月 | 2週間~2ヵ月 | 2~3週間 |
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