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2012年6月29日

現在、「理想の歯周病治療」を目指して、多くの歯周病セミナーに参加しています。
先週末6・23,24はJIADS(ジアーズ)という組織(http://jiads.org/ )の
歯周病コースに参加してきました。毎月2日ずつ、講義と実習が半年間続きます。
普段少し勉強している歯科医師であれば必ず知っているレベルの
超有名な歯周病勉強コースで、受講OKまで1年待ちました(笑)

それぞれのセミナーでは、方針や考え方が異なることが多く
それぞれの良いところを上手く混ぜながら、患者さんに還元していきたいと思ってます!

歯周病は歯茎の病気と思われがちですが、根本は歯周病細菌が増殖し
歯を支える骨がなくなっていく骨の病気なんですよ!

40歳以上の80%に認められ、日本人の歯の喪失原因第一位であり
慢性の生活習慣病といわれています
また、痛みなく進行することが多く、痛みが出たときは手遅れとなることが多いため
SilentDesease(静かなる疾患)と呼ばれています。

つまり、昔のように「痛くなったら歯医者に行く」では自分の歯は守れないということです。
また、進行した歯周病は患者さんの理解と必要な治療をしっかりと治療すれば進行を
食い止められることも多いですが、一度失われた骨、歯茎はもう戻ってきません・・・。

骨や歯茎の再生も可能ですが、お口の中の様々な条件がそろっている患者さんで
適応となる方は非常に限られてしまいます。
保険も使えません。

当院では多くの患者さんが虫歯治療にいらっしゃいますが、
同時に重度の歯周病を併発されている方も多く見受けられます。
その後、歯周病治療をされなかった方は数年後には自然に歯が抜けたり
急性化で抜歯を余儀なくされます。

歯科医師の仕事は「患者さんの歯を守ることで、全身の健康を支える」ことです。
よってなるべく「歯は抜きたくない」と思っています。
しっかりと治療すれば抜かなくて済む歯がたくさんあります!!!。

今やインプラント治療をされる患者さんはかなり増えましたが
やはり、「自分の歯をいかに保存していくか」の重要性は変わりません。
また、歯周病をそのままにしてインプラントをしても
インプラントも歯周病(インプラント周囲炎)にかかりダメになります。

よく「当院はインプラントを通算○○○本!!」みたいに宣伝している医院がありますが
私は少し違和感を感じます・・・。
それだけ歯を残せなかったってことを宣伝しているようなものです。

歯周病でお困りのかたは、一度相談なさってくださいね!

2012年6月13日

6月9,10日と以前ブログで書いた愛知県蟹江市に行ってきました。
テーマは「外傷歯」

外傷歯歯科」の世界的大家で月星光博先生という方がいらっしゃいます。
月星先生の本は、英語や中国語のみならず世界各国で翻訳されている
世界レベルの先生です。治療技術も超一流。
その先生に二日間、みっちり講義や実習をしていただきました。

外傷歯というのは、こけたり事故などで歯が折れたり、割れたりしてしまった歯のこと。

「なーんだ、歯医者に行けばいいじゃん」って思いましたよね?

でも、大学の歯科教育では様々な分野の狭間になってしまっていて
しっかりと教育されていません。
子供に多い外傷歯ですが、小児歯科でもしっかりと教育されているかは
疑問なのが、この分野の特徴です。

例え少し教えられてても、大昔の内容であることが多いと思われますし
歯科医師になってからも、なかなか学ぶことができない分野です。

ですので、行く歯科医院によって大きく治療法が違います。
小児歯科を標ぼうしている歯科医院でも外傷歯に対して十分な知識を
持っているかどうかはわかりません。

このセミナーでわかったことは
・しっかりとした21世紀の外傷歯に対する知識と技術があれば
神経をとる歯も、抜歯も、以前よりずっと少なくなる

これに尽きます。

もし、自分のお子さんが歯を怪我したら
歯の破片や、抜けた歯などを牛乳に入れてすぐに来院なさってくださいね!

2012年6月 4日

最近、だんだんと暑くなってきましたね!
関西の春は本当に短くてすぐに夏です。

そんななか6月2日、3日と東京六本木にて
「ITI コングレス ジャパン2012」に参加してきました。
2.jpg

世界最大のインプラント学術団体のITIが
3~4年に一度日本で開催する国際的な学会です。

アメリカやヨーロッパから世界的に有名な先生が
来日され、非常に有意義な講演でした。

特に印象深かったのは、世界トップクラスの技術と知識をもった
歯科医師にもかかわらず、ハイリスクな手法よりも
リスクの少ない安全でシンプルな治療をされているということ。

それに基づき、少しでも安全なインプラント治療を目指して、
7月より当院でもストローマン社の特殊なサージカルガイド(インプラント手術を
安全正確に行う為の装置)というものを用いたインプラント手術を行うことにいたしました。

近年、様々なメーカーから発売されて使用したかったのですが、
様々な研究で安心安全という割に、精度に疑問が残るため
使用を見合わせてたんです・・・。

今回のストローマン社から発売されたサージカルガイドは、ある大学歯学部の研究でも
他社より精度が向上しており、正しく使いこなせば非常に有用と判断したので
導入を決めました!
さすが、精密時計や精密機器をつくるスイスにあるメーカーです!

これにより、術前にCTとパソコンでのシュミレーションした状態を
そのまま患者さんのお口のなかに再現する精度が格段に向上したので
テレビなどで問題になっていたインプラントトラブルの防止に
非常に役立ちます。
安心安全インプラントについて期待方は、いつでも聞いてくださいね!

聞くだけタダですから(笑)

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医療法人仁恵会 木村歯科

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院長 
加藤勝重(かとう かつしげ)

【経歴】
朝日大学歯学部卒業